【法人もカンタン】FXの法人口座を開設してみた
こんばんは、勇佑です。
FXの法人口座が比較的カンタンに作れた会社を紹介したいと思います。個人口座を既に持っている人向けなので、細かい内容については省略しています。
法人名義でFXをやる利点などは、また別の記事で具体的に紹介したいと思います。
単的にいうと経費計上できる項目が増えるのと、税率的に有利になりやすいことです。
国内のFX業者で法人口座開設できたところ
国内ですぐに口座開設できたのは、ヒロセ通商株式会社さんのLION FXです。
スキャルピングOKで、法人口座作れる業者ないかと探してたところ、こちらの業者さんに辿り着きました。
必要書類は?
代表者の身分証明書などは必要ですが、個人名義との違いは下記の情報くらいです。
- 履歴事項全部証明書(発行から6ヶ月以内)
- 実質的支配者に関する申告書
実質的支配者に関する申告書については、あまり聞きなれない単語だったので「なんだこれ?」と思いましたが、代表者が株を100%保有している場合は、代表者の個人情報を書けば良いだけです。
ひな形もヒロセ通商株式会社さん側が用意してくれているので、特に準備も必要ありませんでした。
法人口座が作れない条件は?
法人の資産が200万円未満の場合は口座開設ができないようです。
FXで法人口座を開設するということは、既に利益も出ている状態かと思いますので気にしないで良いと思います。
海外のFX業者で法人口座開設できたところ
海外ですぐに口座開設できたのは、個人でもよく使っているGEMFOREXです。
登録フローは、個人口座を開設した時とほぼ同じで、口座開設・個人情報の登録など入れても1時間も掛からなかったです。
国内のFX業者同様に下記書類は必要で、実質的支配者に関する申告書は不要でした。
- 履歴事項全部証明書
個人の時のように写真で撮って送っても承認されたので、手間は掛かりません。
同じく有名どころのXMでは、法人口座開設は受け付けてませんでした。
これから法人を作ろうとしている方
法人登記自体はカンタンですが、少し面倒なので知識がない場合だと時間が掛かります。
資金に余裕がある方は司法書士さんにお願いした方がスムーズです。
法人登記代行手続きの相場は大体20万〜30万、安いところだと10万前後で対応してくれます。
大枠の知識は頭に入れておいて損はないですが、1回会社を作れば次作ることも中々ないので、個人的にはFXのトレードに集中してた方が良いと思います。
法人名義の銀行が作れない・・・
個人と違って、法人名義で銀行口座を作ろうとすると意外と敷居が上がるので、ギャップを感じるかもしれません。
下記の場合は、メガバンクでの口座開設はまず無理なので諦めましょう。
- 設立したばかり
- 他に事業をやってない、何やってるか分からない会社
- 登記場所が自宅、バーチャルオフィス
法人名義の審査が比較的ゆるいのは、信用金庫かネットバンク系ですが、事業目的などによっては審査が通らない場合もあるようです。
注意点
下記のような項目は銀行口座が作れない原因になりますので注意してください。
- 定款の事業目的がFXだけ
- 資本金が極端に少ない
- 社名はFX以外にも使える名前に(●●FXなんてまずNG)
司法書士さんか、最初から税理士さんをつける場合など、まずは相談することをオススメします。
自分の場合は、信用金庫と楽天銀行で口座開設しました。
後書き
法人名義でFXをやるメリットは税金絡みになってきます。
仕事としては安定はしづらいものになるので、可能なら違う事業でも収益化する計画を考えた上で法人化した方が良いと思います。既に他の事業をやってる社長さんはスルーしてください。
海外業者のみでやっている方は特に、損益繰越もできず税率的にも不利になるので、年次2,000万円をこえるようなら法人化を検討してみてはいかがでしょうか。